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殺人 | 刑事事件の弁護士なら千葉の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所

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殺人

刑事事件を専門に取り扱う弁護士に相談することで,早期の身柄解放や円滑な示談交渉による有利な処分の獲得を期待することが出来ます。

第1 殺人事件でお困りの方へ

「息子が殺人の容疑で逮捕されてしまった,ずっと身柄拘束され続けてしまうのか」  
「夫が殺人罪で捕まっており,遺族の方に示談を申し込みたいが連絡先がわからない」

現在,このような不安や悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

早期の身柄解放を行うためには早急に弁護士に依頼することが必要になります。

また被害者との示談にあたって,本人または本人のご家族が捜査機関を通じて被害者の連絡先を直接聞くことは基本的にはできません。

弁護士であれば捜査機関を通じて被害者の連絡先を聞ける可能性があります。

逮捕されたけどこのままずっと外に出ることはできないの?
少しでも刑を軽くしたい場合どうすればいいの?

今回は殺人事件を起こしてしまったときの対応,身柄拘束の解放,行っていく弁護活動等について説明してきます。

第2 殺人罪

1 殺人罪とは

殺人罪とは「人を殺した」場合に成立し,死刑または無期若しくは5年以上の懲役に処されることになります。

2 その他の類型

(1)自殺関与罪とは

自殺関与罪とは「人を教唆し若しくは幇助して自殺させた」場合に成立します。

自殺を「教唆」するとは,自殺する意思のない人物に対して,自殺するように唆し,その結果,その人物に自殺を決意させ自殺を行わせることをいいます。

自殺を「幇助」するとは,すでに自殺をしようと決意している人物に対し,その自殺行為を援助することで自殺を遂行させることをいいます。

(2)同意殺人罪とは

同意殺人罪とは,「人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した」場合に成立 します。

「嘱託を受け」とは,自殺をしようと決意している人物から自分を殺すようにお願いさせ,その要求に従って殺害する場合をいいます。

「承諾を得て」とは,自ら被害者に殺害することを申し込み,これを受けて被害者が殺してもいいと承諾した上で殺害することをいいます。

(3)罰則

自殺関与罪・同意殺人罪が成立した場合,6月以上7年以下の懲役又は禁錮に処されることになります。

第3 殺人罪における処分の判断視点

1 事件の経緯・行為態様

今回の事件がどういう経緯で生じてしまったのか,どのような内容のものだったのかという点です。悪質であればあるほど,重い処分が下される可能性が高くなります。

2 被害者遺族との示談状況

被害者遺族との間で示談が成立している場合,有利な処分になる可能性が高くなります。

3 更生への環境調整

今後の再犯防止のために家族や周囲の人間が協力してくれることを約束してくれいている状況であれば,有利な処分になる可能性が高くなります。

第4 身柄拘束されてしまった場合

もし,殺人罪の嫌疑をかけられた場合,突然逮捕,勾留されることにより身柄を拘束される場合があります。身柄拘束が長期化した場合,その間学校や仕事には当然行くことが出来なくなるので,日常生活に多大な影響を及ぼしかねません。

日常生活を取り戻すためにも少しでも早く身柄を解放される必要がありますので,そのためには弁護士による保釈等の不服申し立てを行うことが有用です。起訴される前の準抗告という不服申し立てには費用は掛かりませんが,起訴後の保釈請求という不服申し立てをした場合には,保釈保証金という費用が必要になります。このことから,出来るだけ早く弁護士が対応していくことが重要になります。刑事事件専門弁護士であれば,より豊富な経験と知識をもとに早期の身柄解放活動を行うことができます。

第5 殺人罪を起こしてしまったら

・すぐに弁護士に連絡する

少しでも早く弁護士に相談することが重要です。 逮捕されている場合には,すぐに接見に行き,事情を聞いたうえで取り調べにどのように対応すべきかを具体的にアドバイスします。そして,早期の身柄解放のための活動にすぐに取り掛かります。

・被害弁償、示談を行う

本罪は被害者が存在する犯罪です。そこで,被害者遺族に対して,謝罪や被害弁償を行ったという事実から,早期の身柄解放や処罰の軽減が見込まれる可能性が高くなります。

第6 否認する場合

自分は殺人罪にあたる行為はしていないとして犯罪成立を争う場合,まず捜査機関からの取調べにおいて不利益な書面を作成されないようにすることが必要になります。そのためには,取り調べにおいてどのような対応をすべきなのか,取り調べを受けるにあたりどのような権利があるのかを事前に弁護士から聞いておくことで,不利益な書面が作成されることを防ぐことが出来ます。また弁護士が直接本人から事件のことに関する供述を正確に聞き取り,書面としてまとめることで証拠化することも可能です。そして本人の言い分をもとにその言い分を裏付ける証拠を収集することで,否認主張のサポートをすることができます。

第7 前科を避けるためには

「殺人罪で前科を避けたい」なら,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所へご相談ください。

刑事事件を専門に取り扱う弁護士が,直接「無料相談」を行います。

万が一,被疑者が逮捕された事件の場合,最短当日に,弁護士が直接本人のところへ接見に行く「初回接見サービス」もご提供しています。

殺人事件を数多く解決してきた実績をもとに,あなたやあなたのご家族に前科を避けられよう全力でサポートします。

あらゆる刑事事件に精通しています!

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千葉支部 支部長 弁護士
上田  孝明

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