千葉県鴨川市で当て逃げ 交通事件に強い弁護士
- 2021年7月6日
- コラム
千葉県鴨川市で当て逃げ事件を起こした場合の刑事弁護活動について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所千葉支部が解説します。
<千葉県鴨川市で当て逃げ事件>
会社員Aさんは、千葉県鴨川市の水族館の駐車場内で、車をバックしたところ、隣のスペースに停まっていた車に、車体をぶつけてしまいました。
Aさんの車にはほとんど傷が付きませんでしたが、相手の車のバンパー部分が凹んでしまいました。
Aさんはそれに気付いたのですが、水族館に遊びに行くことを優先し、駐車場の管理者や、警察等に連絡しませんでした。
Aさんが車に戻ると、ぶつけた車は既にいなくなっていました。
しかし、Aさんがぶつけた車の持ち主が警察に被害届を出し、駐車場内の防犯カメラの映像等から、Aさんは道路交通法違反(当て逃げ)の容疑で、千葉県鴨川警察署にて取り調べを受けることになりました。
(フィクションです。)
<道路交通法(当て逃げ)の刑事事件について>
道路交通法第72条第1項後段では、運転者は交通事故を発生させた日時や場所、損壊した物の有無と、その程度を速やかに警察に報告しなければいけないと規定されています。
この規定に違反した場合、道路交通法第119条第1項第10号の罰則規定により3月以下の懲役又は5万円以下の罰金で処罰されます。(報告義務違反)
<当て逃げ事件を起こしたら逮捕されるか>
当て逃げ事件単体での、道路交通法違反の場合、被疑者は在宅のまま、捜査が続くことが多いようです。
その場合、被疑者は普段通りの社会生活を送ることが出来ますが、警察から取り調べがある場合は、それに応じる必要があります。
しかし、過去の当て逃げ事件の中では、酒気帯びや酒酔い、無免許運転など、他の道路交通法違反をしているケースもあり、その場合ですと、逮捕・勾留されることもあったようです。
他にも、当初は当て逃げ事件の容疑で警察から取り調べを受けていた場合でも、後になって、怪我をした被害者がいたことが発覚し、容疑が「ひき逃げ」に切り替わり、逮捕されるケースもあったようです。
以上のように、当て逃げ事件の行為態様によっては、逮捕・勾留される可能性があります。
<当て逃げ事件に強い弁護士>
もし、当て逃げしてしまった場合は、すみやかに弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所千葉支部では、交通事件の弁護活動に強い弁護士が、警察から取り調べを受けている方に対し、事件に関する今後の見通し等をアドバイスすることが可能です。
また、弁護士を通じて、被害者の方に対し、謝罪や被害弁償をすることで、被害者との示談交渉を、よりスムーズに進めることが出来ます。
示談が成立することは、不起訴処分を獲得できる可能性を高めることにも繋がります。
もし、当て逃げ事件を起こし、警察から取り調べを受けている方や、警察に出頭しようかお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所千葉支部にご相談下さい。
交通事件に関する無料相談はフリーダイヤル0120-631-881にて24時間年中無休で承っておりますので、お気軽にご相談ください。